【韓流】少女時代ジェシカ脱退、彼女に何があったのか？

韓国最大の芸能事務所SMエンターテインメントがここ最近、騒がしい。東方神起 vs JYJ問題からSUPER JUNIOR、EXOのメンバー脱退、熱愛をスクープされるなど、一難去ってまた一難だった。

ここにきて、少女時代のメンバー、ジェシカが脱退ならぬ解雇となった。2007年のデビューからメンバーひとりとして変わることなくアジア、世界でも注目されてきたガールズグループ少女時代にも「脱退問題」が起きてしまった。

ジェシカ本人が、SNSを通じて「所属事務所より解雇通知を受けた。信じていた人に傷つけられた」というコメントを残した。かつてから噂の恋人との結婚、デザイナー事業の展開による解雇なのかと、憶測は広がった。

しかし、所属事務所は、「今年3月からジェシカ本人が脱退を申し出ていた。脱退してからも彼女をサポートする。少女時代は今後8人で活動していく」という公式発表をした。ファンでなくても理解できない内容だった。

少女時代のメンバーは、最近所属事務所と契約を更新したという。ジェシカはなぜそれに応じたのだろうか。自分から脱退を申し出たのなら、なぜ解雇通知を受けたとSNSを通じて先手を打ったのか。

一体、彼女の何があったのか。

公認の恋人（事務所は認めていないそう）の存在も原因のひとつと言われている。結婚の噂もあるが、国内外の仕事のスケジュールに同行しているという。ほかのメンバーにとっては、いい迷惑。公私混同に困惑しているという話もある。

ジェシカはサングラスのデザインを手掛けるなど「少女時代」の仕事よりも、やりたいことが見つかってしまった。インタビューでも、デザインの勉強をしたいの一点張り。そこで、事業家の彼にアドバイスをもらった。いや、そそのかされたのかもしれない。本気でデザインの仕事をするには、「少女時代」の仕事と両立させるのは難しい。なぜなら、「少女時代」のスケジュールはたぶんすでに来年まで詰まっている。中国進出の予定もあるそうで、ジェシカが望むデザインの勉強のための留学はたぶん、事実上ムリな話。

メンバーとの関係も少しずつ歯車が合わなくなっていったようで、いつもの誕生日会にジェシカが出席しなかったという。「会社と8人から、今日からこれ以上少女時代のメンバーじゃないと言われた」というジェシカのSNSの言葉からも分かることだ。

ジェシカは「自分の夢」と「少女時代」との間でずっと揺れていたのかもしれない。所属事務所とジェシカ、これ以上話し合うことはないのだろうか。メンバーは？　日本での活動は？　

今後どうすることが、互いにとって、メンバーにとって、少女時代にとっていいことなのか。みんな、心の底からジェシカの夢は応援したいと思っているだろう。しかし、このままでは「少女時代」としてこれまで頑張ってきたメンバー、所属事務所を裏切る形になってしまう。そう思われても仕方ないこと。

いろいろ書いたが、真実は闇の中。すべてが憶測に過ぎないのかもしれない。彼女自身がきちんと公の場で話すべき。「少女時代」はもう8人になってしまったのか。